基本的人権の限界についての独学ブログです。
基本的人権の限界について
人権が絶対的に無制限であった場合にどうなるのかを考えてみると・・・

無免許で車を運転しちゃえ!
ガッシャーン‼
事故が起きます。

無免許で医者という仕事をしよう!
チーン♪
ご愁傷様です。

なーんてことになっちゃいます。

なので人権には当然に制約がかかることになります。
他人の人権との衝突をさけるために
「公共の福祉」
に反してはダメですよって決められています。

人が複数いれば必ず人権と人権がぶつかるので、お互いに尊重し合って我慢するところは我慢しましょうねってことです。
他人を害するがゆえの制約ですね。

で、そのぶつかり合ったときに調整する方法が
「比較衡量論(ひかくこうりょうろん)」
です。

なるべく損害を無くして利益を残そうって考えです。
無免許で運転や医療をされたら迷惑を受ける人が多いですよね。
じゃあ無免許の人はやってはいけないってことにすれば良い。
やりたければ免許を取ってねって。
その方が無免許を許しているよりも損害が少なくて利益を残せるでしょってこと。

多数決の原理みたいなものですね。
少数派のみなさん・・・ご愁傷様です。

以上 行政書士の独学ブログでした
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